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「奈落の井戸」更新情報:翻刻作品いろいろ

「学者気質(一)~(二)」(『東京日日新聞』大正10年9月6日~7日)
 森下雨村がたまたま目にして小酒井不木を『新青年』に引っ張ってきた、というので有名なのは第五回の「探偵小説」ですが、すでにこの「観察力」の回からして、シャーロック・ホームズのモデルは作者コナン・ドイルの師匠で、観察力の優れた内科医だった、という有名なエピソードを引いてます。

「『二銭銅貨』を読む」(『新青年』大正12年4月号)
 衝撃的なデビューを飾った江戸川乱歩に対する、小酒井不木からの熱きエール。超有名なテキストですな。
 4年くらい前に入力を済ませていたのですが、そこらじゅうで読むことが出来るんであんまり意味が無いかと思い、ほったらかしにしてありました。
 まあでも、「探偵小説の父」としての小酒井不木を代表するテキストですし、そろそろアップしておこうか、と思い公開することに。

「怪異と凄味」(『探偵・映画』昭和2年11月号)
 こういうちょっとした怪談ネタはほかにも、「怪談奇談」(『文化生活の基礎』大正13年10月号)なんかでやってます。

「三つの天才」平山蘆江(『世界大衆文学全集月報 第十四号』昭和4年5月3日発行)
 平山蘆江もすでに著作権が消滅してますので、資料として追加しておきました。

 主要な小説作品も「『二銭銅貨』を読む」と同様の理由で翻刻を後回しにしてたんですが、ちくま文庫も品切れになって久しいし、こっちが気を遣ったところで、青空文庫あたりではホイホイ登録されてるし、後回しにする意味ねえかな、と思い始めてます。ライブラリ、とかいいながら、「恋愛曲線」「人工心臓」あたりの代表作も入れてないというんじゃ寂しいし。

 青空文庫、理念と存在価値はすばらしいけど、入力用のテキストに平気で新刊を使うのを容認する方針だけは今イチ好きになれません。無神経な善意っつーかさ。

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