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松井玲子『大人は怖い』

松井玲子『大人は怖い』

『大人は怖い ある少女の告白』 松井玲子 永和書館 昭和22年10月25日発行 定価45円

 この作家の単行本を買い集めてる物好きは今や日本で私一人じゃないかと思いますが。探偵小説作家・大倉燁子の娘がこの松井玲子です。ペンネームですが、どうやらニューハーフの世界に同姓同名の有名な方がいるようで、ネットで検索するのがちょっと面倒だったりします。
 本書は戦前に刊行された『大人は怖い』(大元社・昭和15年)の再刊ですが、仙花紙本でかなりしょぼくなってます。「ある少女の告白」という副題は当初ついていませんでした。収録作品も、表題作である「大人は怖い」がなぜか「卒業」と改題されているほか、「反感」「泥棒事件始末記」「子供の交渉」の3篇がカットされていますね。これは紙不足によるページ数削減の都合かとも推測されますが、表題作のタイトルいじる意味はさっぱりわかりません。

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