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(翻刻)法律的に見た落語(六) / 浜尾四郎

 以前私は、詐欺の話の起源が何処にあるかといふ事を研究すべき必要を感じて、種々本(原文ママ)読で見た。私は文学者でないので、詳しい事は云へないが、西鶴あたりの話でも、どうも支那の話を取つたのが大分あるらしい。早桶屋などといふ話も、其の趣向は支那の話にもあるし、又西洋の探偵小説家の話にも非常に能く似たのがある。本家本元が何処であるか又偶然の一致であるか、その辺は能く分らないが、兎に角詐欺の方法としては巧妙なやり方だと云へやう。

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