西山彰版画展 "Funny Animals"

於、ギャラリー・オキュルス

 先週の土曜日、最終日になっちゃいましたが見に行くことが出来て、気に入った版画を1枚購入しました。「WHITE ELEPHANTS」というシリーズの1枚です。タイトルは「下賜」。

White_elephants

 象の表情がいいんです。

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トーク&ディスカッション「『新青年』の作家たち」 第8回 森下雨村

11/21 於、ミステリー文学資料館

 講師は『新青年』研究会の湯浅篤志さんで、講演タイトルは「森下雨村がめざしたもの」。“作家”森下雨村は何をめざして書いたのか、をテーマに、雨村が残した言葉を検証してゆくという内容で、『新青年』編集長として、読者の質を高めることを意識して「芸術的匂いのする物」を紹介してきた、という自負を持つ雨村が、次第に「大衆」に提供するための娯楽として探偵小説を考えるようになっていく過程が示され、同時に、“編集者”的なまなざしでがもたらす森下雨村の小説作品の特色が提示されました。

 湯浅さんは何度も森下雨村の作品はつまらないもの、よくわからないものが多い、と言い、それは作品の自立より誌面の面白さを優先する“編集者”的な感覚に由来するのではないか、と結論づけていましたが、なるほど、面白いとこ取りでほぼ「超訳」といわれている戦前の翻訳探偵小説の中でも、面白いという評判を聞くことの多い森下雨村訳も、“編集者”目線での作品づくりによって生まれたと言われればすんなり納得。それに比して評価の低い創作に関しては、「結局、誌面の埋め草、みたいなつもりだったんじゃないでしょうか」という湯浅さんの意見が的を射ているのかもしれません。

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トーク&ディスカッション「『新青年』の作家たち」 第1回 江戸川乱歩

10/3 於、ミステリー文学資料館

 ちょっと日が経ちすぎましたので、記憶が改変されて事実と違うようなことになっていたらご勘弁を。

 9回連続講座の記念すべき第1回のテーマはやはり当然というべきか「江戸川乱歩」、講師はこれまた当然というべき人選で中相作さん。奇しくも神奈川近代文学館の「大乱歩展」開幕初日と同日、小林信彦さんの記念講演と開催時間までかぶってしまったある意味悲劇的なイベントでしたが、ほぼ定員ぴったりの盛況ぶりでした。

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トーク&ディスカッション「『新青年』の作家たち」 第4回 小酒井不木と「新青年」

10/24 於、ミステリー文学資料館

 ミステリー文学資料館開館10周年記念の連続講座も4回目。第1回に引き続き聴講して参りました。今回のテーマは「小酒井不木と『新青年』」、講師はミステリ評論家の山前譲さん。

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『書斎の憂愁』出版記念会

 ご自身28冊目の著作という『書斎の憂愁』(日本古書通信社)刊行を記念して、山下武先生を囲む出版記念会が催されました。

 ささやかな集まりだから、というお誘いの言葉でしたが、とんでもない。山下先生に縁の深い人達が多数集まった盛大なパーティー。紀田順一郎先生のご挨拶と乾杯のご発声に始まり、まずゲストとしてお祝いのスピーチを述べたのが荒俣宏さん。そして続々と、『BOOKMAN』の版元だった人とか、島久平の『硝子の家』の密室トリックの検証に協力した(!)のが巡り巡って山下先生との縁になったという人とか、『幻想文学』の関係者の人とか、いろいろと面白い人達が出てきて祝辞を述べる述べる。 こんなにスピーチの多いパーティーって初めてだ。
『新青年』研究会の末永昭二さん、滝口浩さん、浜田雄介さん、湯浅篤志さんとも久々にお目にかかることが出来ました。最近は本なんてろくに読んでいないので、湯浅さんとはもっぱら飼っている犬の話とか。

 おしまいに、中学生になった山下先生のお孫さんによる花束贈呈。得体の知れないおっさんやじいさんに囲まれておじいちゃんに花束を渡す思春期ど真ん中の女子中学生のお孫さんの渋々っぷりが可哀想というか実に面白い構図でありました。

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W.W.W.展 渡辺啓助、渡辺温、渡辺済・「新青年」とモダニストの影――長すぎた男・短すぎた男・知りすぎた男――

 ギャラリー・オキュルス

 見てきた。展覧会のタイトルが秀逸だよね。
 八本正幸さん作成のDVD『鴉の肖像』と、記念冊子『W.W.W. 長すぎた男・短すぎた男・知りすぎた男』は必携の資料だと思い買ってきた。どっちもコストパフォーマンスよすぎの超良心的価格。

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ふるほん講談

 5月5日。
 久し振りに旭堂南湖さんの講談を聴きに、千駄木の旧安田邸へ。いい雰囲気の建物でした。演目は「荒大名の茶の湯」、「明治ホームズ 禿頭倶楽部」、「海野十三 蠅男」。あとはおまけで紙芝居「原子怪物ガニラ」を第四回まで。

 そのあとは、不忍ブックストリートのイベントらしく、南湖さんのお宝放出「振り市」。要するにオークション。しかし粛々とした空気がつらかったなあ(笑)。南湖さんの同人誌とかCDが洒落で安く落札されるのはわかるんですが、江見水蔭の『空中飛行器』なんて本の初値5千円だか6千円だかにも声が上がらず、セリ不成立って。古本、講談、そして旭堂南湖に興味がある人たちが集まって満員になっているはずなのに、何故盛り上がらなかったのでしょうね。イベントってむずかしいな。

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